どうもサンポです。
最近BCGやメタバースで、デジタル空間上の土地を購入・運用する機会が圧倒的に増えてきましたよね。
The Sandbox、Decentraland、AxieInfinity、Mirandus、MatrixWorld、Avegotchiなどなど挙げたらキリがないほどデジタル空間上の土地がNFTとして販売されています。
15世紀から始まった大航海時代が、数百年の時を経て21世紀のデジタル空間に押し寄せてきた感じです。
だからこそ今回は、デジタル空間の土地をいかにして活用していくかを考えていきたいと思います。
妄想が入る部分が多くなりそうなので、気楽にお読みください。
「俺、土地もってないからなぁー」という方、ご安心を!
デジタルな土地を持っていない人でも、地主の考えを理解しておくことで、うまい立ち回りができるようになります。
情報はデジタル世界を航海するための”船”と”羅針盤”ですからね。
※本メルマガはデジタル空間に経済圏が生まれる前提で書かれています。
▼ 現実の土地との違い
まずは現実世界の土地と、デジタル世界の土地を比較してみましょう。
比較してみることで、デジタルの土地のメリット、デメリットが見えてくるはずです。
✓法律
現実の土地には、とんでもないぐらい面倒くさい規制や法律が設けられています。
市街化調整区域 :建物建築に制限あり
宅地造成等規制法:宅地造成に制限あり
農地法 :農地以外の利用に制限あり
都市緑地法 :都市環境を守るための法森林法森林生産力向上を目指した法
自然公園法 :自然風景を保護するための法
地すべり等防止法:山の崩壊を防ぐために土地活用に制限あり
※参照:https://news.mynavi.jp/fudosan-toushi/24026
さっと検索してみても、これだけの規制と法律が出てきました。
うーん、これでは素人には手出しができませんね。
では、デジタルの土地はどうでしょうか?
現状、デジタルの土地に面倒な規制や法律は存在していません。
森にしようが、農地にしようが、町にしようが、なんでもありの状況。
後々ルールは整えられていくとは思いますが、自分の好きなように土地を活用できるという利点があります。
デジタル地主最高じゃん!
ただプラットフォームによっては好き勝手出来ないこともあるので注意。
✓土地の属性
現実世界の土地には必ず属性があります。森、山、川、海、日照時間、埋め立て地など、土地によって最初から利用用途が限られることも少なくないですよね。
渋谷の一等地を買って、農地を作る人は、なかなかいないと思います…
なので土地の属性という縛りは、現実世界では当たり前です。
ではデジタルの土地は?
プラットフォームやゲームによって土地に属性を与えられている場合もありますが、基本的に属性は無いようなものなので、地主の好きなように土地を使ってOK。
森、山、ビーチ、街、アトラクション、隠れ家、オフィス
なんでも作れます。
✓管理費・維持費
現実世界の土地には管理費・維持費がかかってきます。
① 固定資産税
② 都市計画税
③ 管理費用
参照:https://ieul.jp/column/articles/15361/#1
最低でもこの3つかかってくるようですね。
所有してるだけでお金が無くなっていくなんて辛い…
デジタルの土地は購入費がかかるだけで、強制的に徴収される管理費・維持費は存在しません。
まさに買ったもん勝ちです!
✓書類
リアルな土地の購入には大量の書類が必要です。
①購入申込書
②本人確認書類
③印鑑証明書
④住民票
売却時には『所有権移転登記』という処理が必要でもっとめんどくさいです。
こんなん買う気しない……
じゃあデジタルの土地は?
仮想通貨で支払って自分のウォレットに届いたら終わり。
売る時もオークションか値段決めてマーケットに出せばOK。
\(^o^)/
▼ コンセプトを定めよ
現実とデジタルの土地の違いを理解したところで、次はデジタル空間上の土地を、どのように運営・発展させていくかを考えてみましょう。
✓どういう土地にしたい?
もし自分の好きに使っていい土地を手に入れたら、あなたは何をしますか?
イベント会場、賃貸経営、アミューズメント施設、旅館、自然豊かな公園などなど。ガチで運営していくなら現実世界からいくらでもアイデアは盗めそうです。
このような小難しいことはキライ!って方は自分がリラックスできる空間を作り出すのも全然あり。
コンセプトさえ定まっていれば、ユーザーからの需要はある程度得られるでしょう。
✓コンセプトが定まっていないとどうなる?
設置した施設同士がケンカしてしまうかもしれません。
例えば、最初に温泉旅館を設置し、後から旅館を囲むようにレースサーキットを増設したらどうなるでしょうか。
僕は好きですが、需要が一致しない可能性が高いです。
デジタル空間でゆっくり仲間と話したいと思って旅館に来たのに、外ではビュンビュン車が走ってる。全然落ち着けないですよね。
温泉旅館のニーズは『落ち着きたい』なのに
レースサーキットのニーズは『興奮したい』
これでは噛み合いませんね。
どうせなら温泉旅館の周りは森や渓流を散策できる公園など配置したいものです。
そうすれば、施設同士の相乗効果も得られるかもしれません。
✓失敗してもやり直せばいい!
もし土地運営に失敗してしまったらどうしよう……
心配ご無用!デジタル空間ならすぐにやり直しがききます!
旅館経営に失敗したって、その次の日にはオフィスビルを建てることができます。
まさにスクラップアンドビルドの世界。
クリエイターに建物を作ってもらうにしても、現実世界よりも桁違いに安くて早い立て直しが可能なはずです。
▼ 集客方法
土地のコンセプトが定まったのであれば、集客に手を付けていきましょう。
デジタル空間の土地に、施設を作るまでには多少は時間がかかりますからね。
その間に顧客を集めておくのが吉です。
✓コミュニティ参加・運営
一番手っ取り早いのが、土地プラットフォームのコミュニティに参加してしまう事だと思います。
例えばThe Sandboxなら、その公式ディスコード。
『コミュニティに参加 = デジタル空間に興味ありあり』
ってことですからね。
そのコミュニティ内で平均以上の認知度を獲得することができれば、そのままあなたの土地へご招待することもできるでしょう。
つまり、コミュニティへの貢献がそのまま集客につながります。
貢献と言っても難しいことは何も考えなくて大丈夫です。
困っている人がいたら助ける。それだけ。
初心者に役立つ情報をまとめたり、コミュニティ内でよく質問される事柄をQ&A形式で一覧できるようにするなど、貢献する方法はいくらでもあります。
とにかくギブしてギブしてギブしまくりましょう!
✓SNS
SNSで集客をするのもいいでしょう。
コンセプトが定まっていれば、集めたいお客さんのイメージがなんとなく浮かんでくるかと思います。
基本的には、そのお客さんの好みに合った情報を発信し続け、時には積極的にアプローチをかけていきます。
娯楽好きを集めたいなら娯楽情報、海好きを集めたいなら海関連のイベント情報、フェス好きを集めたいならフェス情報などなど。
現状はBCGやメタバース、仮想空間の認知度が低いため顧客層は厚くないですが、デジタル空間の認知度が向上していくほど顧客層は膨らんでいくので、興味も多様化していくと思います。
▼ あとは行動あるのみ
土地を買った、運営コンセプトも定まった、集客方法もイメージできた。
だったらあとは行動あるのみです!
全力でデジタルな世界を楽しみましょう!
それではよいメタバースライフを。
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