今回はBCGame(ブロックチェーンゲーム)企業で個人的に一番期待しているGalaGamesについて調べたので共有です。
特に経営思想というか運営思想が神なので要注目!
GalaGamesとは?
BCGameのプラットフォーム開発・運営とBCGame開発・運営を行う会社です。
CEO ⇒ Eric Schiermeyer
チームメンバー数 ⇒ 90名以上
総NFT販売量 ⇒ 26,000
MAU(月間アクティブユーザー) ⇒ 約130万人
とかなり好調。
ちなみにCEOのEricはZyngaの共同創業者で超やり手です。
Zyngaはゲーム開発・運営会社で、時価総額82億ドル。
世界のゲーム会社では第7位に位置するすげぇ会社です。
GalaGamesの思想
ユーザー目線で一番注目してもらいたいところはGalaGamesの思想です。
これは公式サイトにもデカデカと書かれていることなのですが、GalaGamesは
『ファンファースト』を念頭に開発をしているということ。
ファンファーストとはどういうことか?
つまり利用者を一番に考えて開発をしていますという事です。
プレイヤーが楽しめるゲームを作る
プレイヤーに利益を還元する
プレイヤーが投資したお金や時間を無駄にさせない
GalaGamesでは、以上のような思想の元、プラットフォーム開発とゲーム開発が日々行われております。
ちょっと細かく説明していきましょう。
プレイヤーが楽しめるゲームを作る
これは単純明快で『プレイして楽しい』を原則としてゲーム開発をするということです。レストランで言う「おいしいことが大前提」みたいな感覚ですね。
昨今多数のBCGame開発が行われておりゲーム性や収益性も様々。
その中には収益性に特化したBCGameも目立ってきています。
確かにプレイして稼ぐことができるのはプレイヤーとしてはとてもありがたいことです。しかし、収益性ばかりに重点を置いて開発を行い、ゲームが面白くなければ意味はない。
それを鑑みてか、GalaGamesはゲームの面白さに重点を置いて開発を行っています。
実際僕も、GalaGamesが開発・運営する『TownStar』というシミュレーションゲームを遊んでいますが、めちゃくちゃ面白いです。
トークンがもらえるからプレイしている側面もありますが、それを差し引いてもゲームとしての完成度は高く感じます。1シーズン目は無料で遊べるので気になった方は是非遊んで実感してもらいたいですね。
プレイヤーに利益を還元する
GalaGamesは「プレイヤーに利益を還元する仕組みを整えていく」と明言しています。例えば1年間の宣伝広告費約4000億ドルの一部をプレイヤーに還元していきたいとも言っています。
BCGameの場合「稼げる」という、既存のゲームには存在しないアピールポイントがあるため、それ自体が宣伝効果を生み出し、宣伝広告費を削減できるという利点があります。
例えばBCGameの代表格AxieInfinityの場合、「稼げる」と理解したプレイヤーがネットやSNSで拡散。それがネズミ算的な勢いで瞬く間に広がっていき月間250万アクセスをたたき出しています。
従来のゲーム会社は売り上げの20~50%ほどを広告費に費やすと言われている中、BCGameはその広告費をギュッと小さくできるというわけです。
その削減した分の広告費をGalaGamesはプレイヤーに還元していきたいと言っています。もちろんそのためにはゲーム自体の完成度と知名度が必要不可欠なので、すぐにプレイヤーに還元できるというわけではないです。ここは、今後のGalaGamesの成長に期待です。
プレイヤーが投資したお金や時間を無駄にさせない
従来のゲームではプレイヤーがお金や時間を投資してもゲーム内で少し有利になるという程度でした。しかしGalaGamesの目指すゲームは違います。
「プレイヤーがゲームに投資すればするほど資産が増えていく」
そんなゲーム開発・運営を目指しています。
例えばNFT(Non-Fungible-Token)。
ゲームプレイやマーケットで入手可能なNFTは、独自の価値を持ちプレイヤー同士の売買が可能。さらにNFTは、規格さえ合っていれば他のゲームでの利用も可能です。もしゲーム開発がストップしゲームが無くなってしまった場合でもNFTが消えることは無いので継続的な価値が生まれやすいです。
そしてトークンの存在も大きいです。
ゲームプレイで取得できるトークンはGalaChain(GalaGamesのブロックチェーン)のユーティリティトークン『$GALA』と交換可能なため、最終的には現金に換えることもできます。これはゲームプレイのモチベーションに繋がりやすいですよね。
GalaGamesでは、これらの点を加味したゲーム開発が今なお進行中です。
ただ最近だと、購入したNFTがなかなか反映されないなど、ゲーム外での不具合が多く見受けられます。複数のプロジェクト開発が進む中での不具合修正なので大変かと思いますが、早急な対応をお願いしたいところです。
ノードが凄い!
ここまでで、GalaGamesがプレイヤー主体のゲーム開発を行っていると説明してきました。そして今回のトピックではGalaGames最大の特徴でもある『ノード』について説明していきたいと思います。
『ノード』はGalaNetwork(GalaGamesのエコシステム)を構成する重要な要素で、以下のような権限や働きがあります。
ゲーム運営の投票権を持つ
処理能力、ストレージの提供
報酬としてGALAトークン、ポイントがもらえる
ざっくり言えば『ゲーム運営の一部分を担って報酬を得る』という感じです。
ノードは最大50000ノード存在し、誰でもお金を払えばノードを購入することが可能です。1ノードの価格は現在287,346.413GALA(約300万円)。そして現在稼働中のノードは17,879ノードと、BitCoinのノード数13,951を上回っています。ちょっと異常……
ちなみに売れるたびに値上がりしていくシステムになっているので、購入したい方は早めに購入することをおススメいたします。それとゲーム運営への投票権を持つノードは、Founder’sNodeだけだと言われているので、その点は要注意です。
このノードというシステムが存在することによって、最悪GalaGamesが運営できなくなったとしてもGalaNetworkは動き続けます。つまり、BitCoinのように自律した機能として動き続けるわけですね。さながら宇宙空間を漂う人工衛星みたいなイメージでしょうか。
このノードという概念は、プレイヤーがGalaNetworkを支えていくと同時に発展させていくという意味も持っています。既存のゲーム会社では、ゲームに関するほぼすべての権限を持っていることが当たり前でした。しかし、GalaGamesはプレイヤーにプラットフォーム運営の権限さえも譲渡しています。
ノードとはまさに、ファンファーストであり、プレイヤーに利益を分配するというGalaGamesの思想そのものを体現したシステムです。
凄い時代が来たもんですね!