最近話題のPlay-to-Earn(遊んで稼ぐ)。※以下P2E
ゲームで遊ぶとお金がもらえるという、僕のようなゲーム大好きっ子には夢のような仕組みです。 フィリピンではゲームで得た収益で家まで建てちゃってる若者もいるんですから驚きです。
そんなわけで今回はP2Eについて調べたので、初心者向けにわかりやすく配信していきたいと思います。といってもP2Eの仕組みや思想の部分は理解できる内容となっています。
なってなかったらごめんなさい!
目次
そもそもPlay-to-Earnってなに?
BCGの仕組み
P2Eの思想
まとめ
情報源
そもそもPlay-to-Earnってなに?
Play-to-Earn = 遊んで稼ぐ という意味。
P2Eはゲーム業界の最新のビジネスモデルで、ゲームをプレイすることでお金(仮想通貨)が稼げる仕組みです。昨今、日本のスマホゲーム市場はF2P(Free-to-Play)が主流です。F2Pはプレイ自体にお金はかからずプレイヤーの『課金』で儲ける、あくまで一方通行のビジネスモデルです。
その点P2Eはプレイヤーにお金を還元するという双方向のビジネスモデルだという点が画期的で話題になっています。
「ゲームをプレイしてお金を稼ぐ!」と聞くと、日本人の大半の人が、eスポーツなどの大会、ゲーム配信、ゲーム実況などを思い浮かべるかと思います。
ただ、これらがP2Eかと言われると少し違うんですね。
ゲームの配信、実況はあくまで、ゲームを使って間接的に収益を得ているに過ぎません。その点、eスポーツはゲームプレイで稼いでいるのでP2Eと言えそうですが厳密にいえばこれも少し違います。
じゃあP2Eっていったい何なの?
ということで…
ズバリ結論を言うと
『P2Eとは、システム内にお金を稼ぐ機能が組み込まれたゲームで遊ぶ』
これがP2Eです!
ゲーム自体にお金を稼ぐ仕組みが備わっているため、対戦相手を圧倒するようなゲームプレイや、視聴者の興味を引く実況プレイができなくとも、ゲームをプレイする多くの人がお金を稼げるわけです。
この仕組みが備わったゲームはBCG(ブロックチェーンゲーム)と呼ばれています。
つまり、BCGで遊んでお金を稼ぐことがP2Eというわけですねぇ。
BCGの仕組み
BCG(ブロックチェーンゲーム)とは、その名の通りブロックチェーンをシステムに組み込んだゲームのことで、ゲームで利用できるキャラクターやアイテムがNFT(Non-Fungible-Token)化されています。
突然出てきたNFTとはなんぞや?という方へ
NFTとは?
1点もののデジタルデータを作る技術。今までのデジタルデータはコピー、改竄が容易だった。しかしNFTの登場により、データの唯一性を証明可能に。その結果、デジタルデータを所有するという新たな感覚が生まれる。現在、インターネット世界に革命を起こしつつある。
めちゃくちゃざっくりしてますがNFTというのはこんな感じです。
ではBCGの話に戻ります。
現在、最も知名度があり、稼げるBCGといえば『AxieInfinity』です。
(※以下Axie)
ゲーム内容としては『Axie(アクシー)』というモンスターを集めて戦わせるゲームです。そんなAxieを例にBCGがどのような仕組みで、プレイヤーに換金しているのかを説明していきます。
BCGでお金を稼ぐ2つの方法
プレイして仮想通貨を入手
NFTを売却して仮想通貨を入手
他にもありますが、とりあえずこの2つ。
1.プレイして仮想通貨を入手
大抵のBCGはゲームプレイすることでそのゲームの仮想通貨を入手することが可能です。しかし、ただプレイするだけで仮想通貨がもらえるわけではなく、ミッションを達成したり、プレイヤー間のバトルに勝利したりといった条件がついてます。
Axieの場合はアドベンチャーモードをプレイしたりデイリークエストを3つクリアすることでSLPという通貨が1日最大75SLPもらえます。
1SLPは日本円で9円(2021/10月時点)ほどなので 75×9 = 675円 を1日に獲得できるわけですね。
2.NFTを売却して仮想通貨を入手
購入したNFTやゲーム内で取得したNFTは、販売することが可能です。多くのBCGはマーケットも整備されており、そこで自分が持つNFTを販売し、仮想通貨を得られます。
Axieの場合、育てたモンスターや入手したアイテムをマーケットで販売できます。
1体当たり約4万円で販売されており、高いものでは約8万の物も!高い!
プレイして仮想通貨を入手
NFTを売却して仮想通貨を入手
BCGでは、この2つがわかりやすい収入源です。
他にもAxieの場合『スカラシップ制度』という方法があります。
これは自分が育てたアクシーを『スカラー』と呼ばれる第3者に貸し、プレイしてもらって得た収益を分配するという仕組みです。簡単に言えばゲームプレイの外注です。
スカラシップ制度を使えばアクシーを大量に持っている人は、より多くのスカラーにプレイしてもらうことができ、得られる収益も多くなります。
Axieについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
ただ、ここでふと疑問に思うのが、このゲーム内で得られるお金ってどこから出てきてるの?ってことです。
不思議ですよねぇ。これは次のトピック『P2Eの思想』でお話していきます。
P2Eの思想
P2Eはプレイヤー側からすると「ゲームでお金が稼げるぞ!」といったようなある種の儲け話というか煽りのような側面が強いかと思います。実際「Axieが稼げる!」と広まった結果、多くのプレイヤーが参入しました。
このこと自体は全く間違いではありません。
ただ、この「ゲームでお金が稼げる!」ということはP2Eの思想の一部分だという事を理解しておいてほしいです。
どういうことか。
P2Eの思想は『BCGの経済圏をエコシステム化する』ことにあります。
よくわからないので、ここでは以下の2点だけ覚えていただければ大丈夫です。
ゲーム開発者だけでなくプレイヤーがゲームの価値を高める
ゲームの価値が高まることによって開発者、プレイヤーの収益が上がる
この2点です。
今までプレイヤーは、ゲームに時間や労力を費やしても、その労力が報酬によって報われることは滅多にありませんでした。しかし、P2Eではプレイヤーがゲームに時間と労力をかければかけるほど報酬が支払われ、努力が報われるようになります。
例えばゲーム内通貨が多くもらえたり、レアなNFTを入手したりなど。
これによってプレイヤーはゲームプレイで生活でき、ゲームにより熱中することになります。そしてゲームが生活の一部になる。
そうすると「ゲームで生活ができるぐらいに稼げるらしい」と話題になります。その話題が人を呼び込みゲームを活性化させていき、またそれが人を呼び……となっていく。さらにゲームはプレイヤーが多ければ多いほど楽しいものです。だから既存のプレイヤーも積極的にゲームをおすすめします。
BCG以外の通常のゲームの場合、広告費をだいたい売上げの20~50%ぐらい使っています。しかしBCGは、ゲーム自体とプレイヤーが広告塔となり得るため、広告費を大幅にカットすることが可能になり、その分をプレイヤーと開発者に還元できます。
この開発者もプレイヤーも儲かるWin-Winの関係が『エコシステム』であり、P2Eで目指すべき理想でもあるわけですね。
この『P2Eの思想』を理解しておくことは重要です。
今後、多くのBCGに触れることが多くなると思います。そんな時にどのBCGがこれから伸びていくのか、普及していくのか、その指標の一つが『思想』です。
プレイヤーへの還元システムをしっかり開発しているか、理解しているか、この部分を理解していないゲームは正直言って遊ぶ価値はないと思っています。
もちろんゲームとして面白くないものも長い目で見ると魅力は薄いです。
ただの作業ゲーなら会社で働くのと何も変わらないし、むしろお金しか得ることができないマイナス要素となりかねないですからね。
だからこそP2Eの思想部分はしっかりと理解しておきましょう!
まとめ
ここまで読んでいただいた方はP2E(Play-to-Earn)についてふわーっと理解していただけたかと思います。
P2Eとは?
『遊んで稼ぐ』という最新のビジネスモデル
BCG(ブロックチェーンゲーム)が主流
開発者とプレイヤーがWin-Winなエコシステム化が理想
今後P2E市場は確実に伸びていくことが予想されます。そもそも日本ではBCGのプレイヤーはTwitterでちょいちょい見かけるぐらいで、まだまだです。海外ではすでに多くのBCGが開発、運営されています。
なので今のうちにBCGに触れておき、最新の情報を手にしておくことは今後のP2E市場を生き抜く上では必須になることでしょう。特にプレゲーマーを目指している方、すでにプロゲーマーの方はほんとにチャンスに溢れています。このビッグウェーブに乗り遅れないようにしましょう!
今後ともP2E情報の配信をしていきますのでメルマガのご登録していただけると、よりP2Eに詳しくなれるはずです!よろしくお願いします。
情報源
ここでは為になる情報をざざーっと羅列していきます。
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PLAY TO EARN ONLINE MAGAZINE
https://www.playtoearn.online/
マナブの引きこもりラジオ
#ゲームで稼ぐ未来について考えた【NFTとの融合/楽しい時代】
https://voicy.jp/channel/1623/218561